
名久井農業高校が主催する食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ大賞」。
今年は大会史上、初めてポスターができました。
そこには第11回との表記。なんともう11年に経ったんですね。
このコンテストはチームフローラフォトニクスが
当時の校長先生から依頼され、2009年に考案したイベント。
本審査は先生方に依頼しましたが、何百点もの作品の予備審査から
表彰式など当日の準備や司会などすべて作業を
毎年フローラの2〜3年生が行っていました。
さらに受賞者に差し上げる副賞の費用は
フローラがコンクールでいただいた賞金から捻出。
このように立ち上げた当時は、名農ではなくフローラ主催の行事ともいえました。
学校イベントを単なる一研究班が企画運営するなんて前代未聞。
このようにフローラは結成年より、桁外れのユニークな大暴れをさせてもらいました。
研究もするし、ポスター発表で全国行脚しながらの運営は忙しくなるので大変でしたが、
間違いなく自分たちが名農を牽引していることを肌で感じ
みんな楽しさと充実感で放課後も残って活動していました。
その約10年に渡るアグリチャレンジ活動が認められ、
教育の甲子園と呼ばれる時事通信社から教育奨励賞をいただき、
フローラの代表が表彰式に参加させてもらったのも良き思い出です。
さてそんなアグリチャレンジですが、フローラの解散に伴って
一昨年から運営は農業クラブに移管。先日、今年の食のテーマが発表されました。
今年のお題は「発酵食品」。つまりチーズや味噌など
発酵食品をメインにした創作料理のレシピを募集します。
もちろん自由研究部門もあります。
コロナで大変ですが、小中学生のみなさんはぜひ応募してください。