ご覧ください。
マッチ棒の頭ぐらいの小さな緑の実が
まるでブドウのように実っています。
これはリンゴンベリー。日本語ではコケモモといいます。
高木ではなく地面を覆うように増えることから「苔」と
木の実を表す「モモ」から付けられた名前だといわれています。
日本では高山に自生しているようで
なんとライチョウやナキウサギの好物だというから驚きです。
ライチョウやナキウサギはかつての氷河期を生き抜いてきた動物。
したがってコケモモも氷河期時代の生き残りだといわれています。
そんなリンゴンベリーを北国青森とはいえ
真夏には30度を遥かに超える平地で育てているのですから
おそらく辛い思いをしているのではないでしょうか。
昨年はほんの少ししか実らなかったリンゴンベリー。
今年は期待したいものです。