先月、ビニールハウスに消石灰をまいて土壌を中和していた環境システム科。
先日行ってみるとなんだか作物が植えられています。
よく見るとトマトのようです。ハウスの梁の部分に
金属の長い棒を渡す作業を一人の男子が行っていましたが
この後、おそらくトマトを支える工夫をするのかもしれません。
またとんでもなく細いネギも植えられています。
聞いてみるとなんと噂の「南部太ネギ」。
名農の生物生産科野菜班が絶滅しかけていた在来種を
数年かけて復活させた太く甘いネギで
TOKIOがテレビのダッシュ村で取り組みを紹介してくれた南部町名物です。
それにしても細いネギ。これがあんなに太くなるのかと驚いていると
太い良い苗はちゃんと本家である野菜班が使い、これはその余り物なのだそうです。
そんなことで環境システム科のネギの太さはあまり期待できそうにもありません。
またハウスの隣の露地にはサツマイモの「安納芋」が植えられていました。
昨年はハウスの中で栽培されたため、肥大期に水分不足となり
なんとまん丸の不思議な形になってしまったため
今年は露地植えにしたようです。
露地は雨が降るので乾燥の心配はありませんが
気温や害虫、さらに不気味な獣害の恐れもあります。
収穫の秋はまだまだ先ですが、今年こそ立派に実ってほしいものです。