
ハンターズの本拠地である馴化温室の北側に
設置された大きなプラスチック鉢。
今年もフキが元気に葉を広げています。
このフキは数年前、フローラのメンバーが
フキの遮光栽培を行うため栽培していたもの。
今も地際に遮光に用いた籾殻やオガクズが見えます。
遮光するとアクの元であるシュウ酸が減少し、生食できるかもしれない。
たった一人でチャレンジした彼は2年かかって成功。
洗ってスライスした生のフキをドレッシングで食べさせていただきましたが
シャキシャキとした食感はウドのような風味で絶品でした。
ではこれ、なんという名前のフキでしょう?
答えは北海道が産地のラワンフキ。
秋田フキの仲間で日本で一番大きくなるといわれているものです。
残念ながら鉢育ちのうえ、無肥料なので
人の背丈よりも大きくなる本来の特徴は発揮できないようです。
親となって管理していたメンバーが卒業してからしばらく経ちます。
誰も面倒を見ていないのに毎年立派な葉を出してくれます。
露地に植えて肥料を施したらどんなに大きくなるのでしょう。
なんだか試してみたくなります。