こちらは国際大会を目指すハンターズの二人。
ある実験を行うことになり、その準備をしているところです。
彼らの実験材料のほとんどは既製品で用意できますが
なかにはどうやっても手に入らないものが出てきます。
そんな時は迷わず自作。この日はプラスチック板を
必要な大きさに切り出すことになりました。
しかし用意したプラ板に印をつけたはいいものの、
どうやって切ろうか困ってしまいました。
なぜならプラ板が1mmと少し厚く、カッターでは切れないのです。
思いついたのは一昨年、フローラが発泡スチロールで
イカダを作る際に使った、熱線カッター。
熱で溶かして切るものです。
ところが発泡スチロールと違い、なかなか溶けません。
これではいくら時間があっても足りません。
ハンターズの本拠地である馴化温室には
長年の研究活動でフローラが手に入れたさまざまな工具があります。
引き出しをゴソゴソ探していると、
中から5年ほど前に買った巨大なペンチが出てきました。
確かこれは金属でも切れちゃうという優れもの。
さっそく挑戦すると、あっという間に終了。
あらためてフローラに感謝したハンターズです。