
昨年から三和土の研究を行っているハンターズ。
代表の二人は国際大会に出場することになり、毎日忙しく活動しています。
しかしハンターズは5名のチーム。今までサポート役にまわっていた3名も
6月になったので、そろそろ自分たちの研究に取り組まなければなりません。
そこで先日、彼らは今年初めての自分の研究に着手し始めました。
とはいっても3人中2名は、国際チームと同じように
三和土の応用に取り組むことになりました。
なぜならサポートしているうちに、いろいろなアイデアが出てきたからです。
さて、これはある一人の研究材料。三和土を作ろうとしていますが
見慣れない黄色や緑色の土が配合されようとしています。
これは人工的に着色したものではない天然の粘土。
土壁用の淡路島産の黄土と浅葱土です。
それにしても柔らかくあたたかな色合いだとは思いませんか。
調べてみるとこのような良質な色土は関東には少なく
ほとんどが京都や岐阜、淡路など関西から産出されるのだそうです。
だから京壁、大津壁など日本を代表する色壁は関西の地名がついているんですね。
さてこの色土を使ってハンターズは何を作ろうとしているのでしょう。
まずはプロトタイプ、試作品作りが始まりました。