
馴化温室脇のベリーに実がつきました。
これでやっと何者かが分かりました。これはスグリ。
おそらく実が赤く色づくタイプだと思われます。
スグリは昔からよく庭先に実っていたので
ブルーベリーに比べるとお洒落な感じはしません。
ところが最近、カタカナで呼ばれるようになってから
急に都会育ちのような雰囲気を出し始めています。
この赤いタイプは英語でレッドカーラントと呼ばれます。
また黒い実がつくタイプはブラックカーラント。
日本語ではクロフサスグリですが、フランス名はカシス。
これならみんな聞いたことがあるはずです。
世の中にいろいろなジャムがありますが
その中で最も高級だといわれるのが、
クロフサスグリのジャムだそうです。
クロフサスグリを日本一多く栽培しているのは青森県。
いくらカッコつけてもスグリは青森育ちの庶民派です。