ハンターズのメンバーが箱の中に詰めた土をかき取って取り出したものがこれ。
なんとこんなブーメランのようなものが出てきました。
見た目からきな粉をまぶしたお菓子や
コーヒー味のカリントウに見えなくもありませんが
でもそんな小さなものではありません。
端から端まで測ると長さは50cmもあるのです。
それじゃ恐竜の化石?とうとうお宝発見か!
でも実はこれ、ハンターズが土の型枠に練った三和土(たたき)を流し込み作ったもの。
三和土は和製コンクリートと呼ばれるため、
このように好きな形に固めることができるのです。
漆喰との違いは土を使うかどうか。固まる原理は同じです。
簡単そうに見えますが、パンやそば打ちと同じで
その日の天候によって加える水の量が変わってきます。
何度も繰り返すうちに、とうとう体が覚えてきたようです。
それにしても狙った姿に成形できるとは、なかなかの腕前。 
匠たちは将来、左官はもちろん、彫刻家や陶芸家にでもなったらどうでしょう。
先代のフローラも昨年大活躍してくれたバブルボーイズもそもそもは植物研究班。
したがって何らかの植物を育てていました。
しかしハンターズが今、作っているのは無生物。
モノづくりとは環境科学科らしくなってきました。