
土肥実験室のホワイトボード。
休校になる前にハンターズが書いたものです。
現在行っている研究の主担当は2名ですが、
活動は残りの3名の全面サポートで成り立っています。
したがってサポートメンバーが十分に力を発揮してもらうためには
2名がきちんと頭を整理して次なる計画を示さないといけません。
よく北海道などでトウモロコシ畑を迷路にした遊技場がありますが
背の高いトウモロコシに360度囲まれると
どこが出口なのか分からなく不安になります。
しかしそんな人のために迷路の中には
所々に「ひのみやぐら」のようなものがあります。
そこに上がり高いところからみると
今いる位置がよくわかるので、次に進む道がわかるからです。
ハンターズも同じ。そこで考えていることをボードに書き出しているのです。
今までの実験から何がいえるのか、
その結果を踏まえて次にどんな実験をしなければならないかなどを
あーでもない、こーでもないと書き込まれています。
その際お勧めなのが、箇条書きに書き出すよりも大雑把な図にすること。
そうすると鳥瞰図のように全体を俯瞰して見ることができるので
それぞれの関係性や次に進む道がよくわかります。
しかしこのように客観的に見る力は鍛えられていないのか書けない人がかなりいます。
もちろんハンターズも、まだ鳥のように高く飛べず悪戦苦闘しています。
でもこれも訓練。繰り返すことで身に付けられる力だと信じています。
明日から授業再開。久しぶりにハンターズが戻ってきます。