この1年ほど、よく開くのがこの本です。
なんとタイトルは「左官」。
職人の技術をわかりやすく説明している一冊です。
昨年、取り寄せて手に入れましたが
先日、用事で書店に行ったらなんとあるではありませんか。
こんなマニアックな本にも、店頭売りするだけのニーズがあるんだと驚いてしまいました。
さて全国にはあるテーマを一貫して何年も取り組んでいる高校の研究班がたくさんありますが
フローラ、バブルボーイズ、そしてハンターズとして活動してきた環境班のテーマは様々。
ころころ変わってはダメだとご注意を受けることもありますが、なにせ主役は高校生。
毎年変わる彼らの興味に合わせて自在に変化しながら研究を続けるのも一つの方法。
時代の変化にその都度対応しながら環境班は生き延びてきました。
よくネタはどのようにして見つけますかと聞かれることがあります。
今の世の中、インターネットと答えると思うでしょうが、環境班は意外にも本。
柔らかい内容の情報書から専門書までさまざまな植物関係の本を用意して、
その都度、彼らの思いつきやひらめきを掘り下げています。
この10年間で集まった本は間違いなく100冊以上。
環境班が解散したら学校図書館に寄贈したいぐらい充実しています。
デジタルではなくアナログ。でもこの左官の本が
皆さんの役に立つかどうかはちょっと自信がありません。