
これはハンターズが使っている記録用紙。
現在、最大8項目もの分析をしなければならないからです。
ところが昔、フローラがサクラソウ自生地の種差海岸の環境調査をした時は40項目。
それもわざわざ遠い八戸市まで出かけて行ってです。
調査は海が目の前のフィールド。調査の途中に雨や雪が降ってきたり
風が強い時は、潮風が吹きつけるなど大変でした。
しかし作家の司馬遼太郎が「どこかの天体から人がきて
地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき
一番にこの種差海岸に案内してやろう」と綴ったように、国の名勝地に指定されている
絶景の中で活動するのは最高の気分。みんな楽しく取り組んでいたものです。
それに比べる彼らの調査は8項目。楽なもんですといいたいところですが
測定対象物が多いので時間がかかるうえ、室内なので気分転換できず苦戦しています。
測定するのはハンターズの5名ですが、どの項目を担当するかで天国か地獄。
あるメンバーは運悪く、1回4時間コースが当たって泣いていました。
それを見て笑っている他のメンバーだって2〜3時間はかかります。
これは三和土(たたき)の耐久性を調査するもので、主任研究員は2名。
でも、もし2名だけで行っていたら、丸一日もかかってしまい
続けるのが難しかったかもしれません。
そんなことから黙々と2名をサポートしてくれる他の3名には心から感謝です。
現在、休校中のため活動自粛中。ハンターズもテレワークしています。
おそらくデータを整理しながら論文作りに励んでいるはずです。
予定ではゴールデンウィークが終わるとまもなく1学期の中間考査。
果たしてテストができるのでしょうか?
テストがあっても対応できるように
学校から山ほどの宿題も出ているので、そちらも頑張ってください。