
ハンターズのベースキャンプである馴化温室の脇に
大きな鉢植えのブルーベリーがあります。
かつてある学科の授業で栽培していたものですが、現在この学科は閉科、
さらに担当された先生も転勤され放置されていました。
ところがいつまでたっても後見人が出ず、2年ほど
名農に遊ぶ小鳥たちの餌となっていたことから
ある日、フローラの勇士が思い切って口にしました。
もちろん暑い中、採れたてのブルーベリーはジューシーで
毎週の実習が楽しくなります。しかし不思議なもので、
管理する人がいない放置されたものと知ってはいながら、
収穫したり口に入れる時は、なぜか後ろめたい感じがして
つい周囲の目を気にしてしまいます。
おそらく人が見ていたら、かなり怪しい感じです。
ところがハンターズはそんなブルーベリーの経歴は知りません。
正々堂々と収穫しては食べ、昨年はパック詰して販売し
実験費を捻出していました。
同じ行為をしているの心の持ちようで感じ方が違う。
面白いものです。