生物生産科には生物工学研究班があります。
名農のバイオテクノロジーの取り組みは早く、
クリーンルームを持った専用の実験室ができたのも県内では早い方です。
そんな研究班が職員玄関前のコチョウランに変な印をつけました。
実は人工受粉した花に担当者の名前をつけているのです。
受粉が成功したかどうか判断するのは簡単。
これだけ元気で大きな花がすぐ萎れてくるからです。
お客様をお迎えする花を教材にしてしまうあたり
環境班にはない生物工学研究班のたくましさを感じます。
ところで高校に生物工学が入ってきた時の教材は
コチョウランやカトレアなどの洋ラン。
あれから何十年も経ちましたが、どうやら今なお洋ランが主役のようです。
それだけ扱いやすいのだと思います。
さてこの風景を見るてゾッとするのが環境班。
生物工学研究班が試験管内で培養した苗を外気にならすための施設が
現在ハンターズが使っている馴化温室だからです。
コチョウランが試験管から出てくる前に
さっさとトンズラした方がいいかもしれません。
温室返還の日が近づいています。