
南部町のサクラがやっと咲き始めました。
確か青森市の今年の開花は20日。
やはり暖冬のため平年より5日ほど早いそうです。
しかし、このところ低気圧が頻繁に通過するため
雨や曇りが多く、なかなか青空の下のサクラを見ることができません。
さらに風が思ったより強く、散ってしまうのではないかと心配です。
さて南部町といえばご存知フルーツの里。
なかでもサクランボは県外からもお客様がやってくる町一番の観光資源でもあります。
町の産直センターはチェリーセンター、農村体験施設はチェリウス、
さらに名久井農業高校の向かいにはチェリー保育園と町中サクランボだらけ。
いかに力を入れているかがわかります。
みなさんお待ちかねのサクランボ祭りは6月下旬から7月中旬頃までで、
その間、観光サクランボ園は1時間食べ放題1000円で開放しています。
自分でハシゴに上り、いろいろな品種の味比べをするのは面白いのでぜひ体験してください。
ところでこのきれいなサクラにもサクランボが実るのでしょうか。
答えは微妙。確かにソメイヨシノにも実が付きますが1cmぐらいの小粒。
食べたことはありませんが、資料によると渋くて食べられないそうです。
私たちが食べているのは同じサクラでも「ミザクラ」という種類。
こちらは実が大きく甘いのが特徴です。
昨年、青森県をあげて育成した大粒サクランボ 「ジュノハート」がデビューしました。
ホームページがあるのでご覧ください。
コロナの影響で今年のサクランボ祭りがどうなるかわかりませんが
人がいなくても、そんなのおかまいなしでサクランボは実ります。
町の観光資源、どう販売していくのか気になります。