名久井農業高校にも春の風が吹き
玄関前の梅の花が見頃を迎えました。
サクラより濃い花弁は本当にきれいです。
さてよくサクラの花は塩漬けにしてサクラ茶にします。
確か昔、名農のサクラの花を摘んで塩漬けに
取り組んでいる研究班がいましたが、梅はどうでしょう。
サクラと同じようにできるという情報もありますが
具体的に作り方を示したものは見つかりませんでした。
よく青い梅を生で食べると青酸を含んでいるから毒だという話は聞きます。
特に多くの毒を含んでいるのは若い実の種子らしいのですが
おそらく大切な種子を動物に食べられないよう保護しているのではないでしょうか。
しかしこの毒は実が熟してくると減ってくるといいます。
そういえば梅漬けだって種子が入っています。
果実は動物たちに食べられ、繁殖域を拡大させるのが役目。
梅もそうだとすれば、熟したら食べてもらわなければならないので
毒が減っていくのかもしれません。でも花は果実と役割が違います。
したがって梅の花は食べても問題ないような気がしますがよくわかりません。
もし梅の香りがするお茶になるのであれば飲んでみたいのですが
口にする際はちゃんと調べてからにしましょう。
さて今日は入学式。
北国ではサクラではなく梅の花が文字通り、入学式に花を添えます。