面白いものを見つけました。
これは青森県のパン屋さんが販売しているイギリストーストというパンです。
昔からあるので県民食といってもいいくらい誰でも知っています。
時々、イベントとコラボした商品を売り出しますが、これもそれ。
なんと弘前さくら祭100周年を祝ったコラボ商品なのです。
日本にはいろいろな花見の名所はありますが、この弘前公園は特に有名。
なぜなら花の数が他会場のさくらより多く、花のボリュームがあるから。
こんなに花を咲かせるには理由があります。
それはリンゴの剪定技術を活かしているから。
リンゴもさくらも同じバラ科の樹木です。
つまり日本一のリンゴ王国の栽培技術が活かされているのです。
弘前城や岩木山を背景にしたさくらは津軽ならではの絶景。
ぜひ一度訪れて見てください。しかし先日、残念なお知らせが発表されました。
新型コロナウイルスの関係で、なんと弘前さくら祭が中止になってしまったのです。
さらに会場となる弘前公園も封鎖されるらしく
今年は日本一のさくらを誰にも公開できずに終わってしまうようです。
楽しみにされていたお客様はもちろん、準備や管理してきた関係者は
とてもショックだと思いますが、こればっかりはしかたありません。
つまりこのコラボパンも幻の商品となってしまいました。
みなさん、来年の春を期待しましょう。
なお8月開催の青森観光の代名詞「ねぶた祭」も中止で調整に入ったそうです。