農業クラブ室にあるホワイトボード。
よく見ると見覚えのあるものが書かれています。
これは2018年、最後のフローラ10が日本代表として
水研究の世界大会に出場した際、練習に使っていたもの。
あれから2年も経ちましたが、まだ誰にも消されず残っているのです。
また農場の園芸実験室の準備室には、2012年に同大会に出場したフローラが
測定結果などを記録した黒板がこれまた消されずそっくり残っていたはず。
チームは解散しましたが、いたるところにその足跡が残っていて興味深いものです。
さてそんなフローラの後継者として昨年誕生した「トレジャーハンターズ」に
またまたとんでもないビッグニュースが飛び込んできました。
それが3度目となるストックホルム青少年水大賞、つまり国際大会への出場切符です。
嬉しいことに彼らが昨年から取り組んできた三和土を活用した集水技術が認められました。
まだ連絡していませんが、きっと仲間も先輩方も喜んでくれるはずです。
でも現在、休校中で教えようにも人がいません。
さらに今日はエイプリルフール。ウソつくなと誰も信じてくれないかもしれません。
文部科学大臣賞、内閣総理大臣賞、そして日本ストックホルム青少年水大賞。
フローラとハンターズの力も大きいとはいいながら、できすぎの新人です。
とはいっても新型コロナウイルスの影響で今年のオリンピックは延期。
国際大会は夏ですが、もしかしたらこちらの大会もどうなるかわかりません。
おそらくハンターズのメンバーは喜びと同時に、不安を抱えた複雑な心境だと思います。
現在の予定では、1週間もすれば始業式。
みんな揃ったらあらためて世界大会に向けたスタートを切りたいと思います。