カクタスライトの裏話を紹介します。
製作時、生物工学研究室のメンバー総出で大量に播種するのですが
播種した人だけが見ることができる面白い現象がありました。
それがサボテンの発芽。すりこぎ状のサボテンでも、ウチワサボテンでも
何と最初は鬼のように2本の角が生えて出てくるのです。
理由は簡単。サボテンは双子葉植物なんです。
大きくなるに従って角は無くなってしまうので
残念ながら、みなさんにお届けすることにはもうありません。
育てたものだけが見ることができる珍百景です。
なおこの写真では右の角に種皮が引っかかっています。
ちなみにサボテンのトゲは葉が変形したもの。
乾燥地で育つサボテンが、朝霧などの水分を集めるためにトゲになったそうです。
さてこのサボテン、1年以上も楽しめますが、次第に大きくなってきます。
その時は試験管から取り出して鉢に植えると
もっと大きく育てることができます。