
雪が溶けていろいろなものが顔を出してきた名農。
雪の中から植物を見つけるとホッとしますが、これは違います。
ズタズタになった緑色のマット。馴化温室前に設置していたものです。
それにしても切り刻まれたかのような哀れな姿ではありませんか。
ここはハンターズの本拠地である馴化温室に付随した駐車場ですが
卒業式などたくさんの方が来校される時は、一時的に職員の駐車場になるところ。
したがって冬の間、何度か除雪されることになります。
農業高校の除雪はトラクターやホイールローダーの役目。
大型機械を持っている学校なんて、そうあるもんじゃないので
作業される職員の皆さんは大変ですが、生徒たちはとても助かっています。
さて面白いのが除雪の技術。津軽地方の業者は除雪に慣れているので
きちんと底から雪をかきとってくれますが
たまにしか降らない南部地方では、業者といえども下手くそ。
せっかく除雪しても道路が凸凹になる時が多くあります。
ましてや名農はプロではありません。
除雪でマットが傷んでしまうのは容易に想像できます。
こうならないように、雪が降る前にマットを片付けろと言われますが
わかっちゃいるけど、忘れちゃうんです。
幸い今年廃棄予定の古いマットなので困りませんが
今年もやっちまいました。