この地域には「えんぶり」という郷土芸能があります。
豊作を祈願して小正月に、田植えや稲刈りなどを模した踊りをするもので
北国の春の訪れを告げる風物詩です。
地元南部町のえんぶりは有名で、
名農生の中にも伝承して踊っている人がいます。
それとは違って、お隣の八戸市のえんぶりは
冬観光の目玉にしようと街をあげて県外にもPRに努めています。
そんな八戸市のえんぶりは毎年2月17日から20日ぐらいにかけて行われますが
それはどうしてなのかお分かりですか。これは旧暦の1月15日、
つまり旧暦の小正月に合わせているからです。
これは2019年、昨年の旧暦カレンダーですが
旧暦の1月15日が新暦の2月19日であることがわかります。
いつもはこれで良かったのですが、今年は違います。
ちょっとした事件が起きているのです。