
12月からハンターズが始めた寒締めホウレンソウの研究。
低温によって糖度をあげる栽培法のため、絶対欠かせないのが気温のデータ。
しかし栽培が始まってまもなくすると冬休みになってしまい、
学校に入ることすらできなくなります。そこで登場したのがデータロガー。
フローラからは湿度も同時に測定できるタイプも引き継いでいますが
今回は温度だけで十分。室内と土の中、
そして養液の水温の3ケ所に設置して自動観測を行っていました。
そして先日、いよいよ収穫となったのでデータロガーも回収。
恐る恐るコンピュータに接続すると出てきたのは約1ケ月の温度データ。
4時間おきに観測したため、ずいぶんたくさんのデータを無事回収できました。
またデータは簡単にグラフ化されるので、
環境の違いによる温度の差は一目瞭然です。
その結果、露天風呂栽培の養液の温度は、昼夜こそ差がありますが
平均ではこちらが設定した約20度で推移。うまく行きました。
それに比べて気温の平均は5度。かなりの寒さです。
暖冬が続いている今年の冬。
果たして寒締めに仕上がっているでしょうか。
次はいよいよ糖度の測定です。