ここに大量の原稿用紙があります。100枚近いでしょうか。
これはハンターズのメンバーがそれぞれに作った研究論文です。
来月上旬、青森県の農業高校の2年生はFFJ検定の
上級という検定を受検することになっています。
合格するには研究論文、作文、自分の活動記録の提出、
さらに筆記試験まであります。
本校でこのトライは必修のため、みんな冬休みから取り組んでいます。
冬休み明けの最初の課題研究で提出してもらった論文がこれ。
おそらく間違いや誤字脱字もあるはず。
そこでこちらは読んではチェックしなければなりません。
一般的にひとつの研究班は10名前後のメンバーで組織され
みんなで1つか2つの研究に取り組んでいます。
しかし引っ込み思案で内気な名農生を元気にさせたいと考え
フローラはあえて一人一研究というスタイルで挑戦してきました。
ハンターズはフローラの延長線上にある研究グループ。
したがって自分で考えて、自分で行動できるように
一人一研究というフローラの流儀を踏襲しています。
自分の研究にプライドと責任をもって取り組めるという長所はありますが
いざ、論文をチェックするとなるとたいへん。嫌いになりそうです。
この時期、毎年長所が短所に変わります。