こちらはハンターズが挑戦している新しい寒締め栽培。
先ほどのホウレンソウと違い、葉が少し巻いています。
また葉柄が鉢で栽培したものよりも短くなりました。
同じ場所で栽培していますが、明らかに違う現象が起きているようです。
以前も話題にしましたが、二つの違いは土耕栽培か
養液を温めた露天風呂栽培かの違いだけ。
つまり同じ気温でもハンターズが考案した方が寒締めが起きやすいのかもしれません。
寒締め栽培を開発した東北農業研究センターでは、
「根が低温に曝されることにより発現し、気温の直接的な作用は小さい。」と
寒締めホウレンソウについて説明しています。
しかしハンターズの実験では、養液を加温して
明らかに根圏部の温度が高い露天風呂栽培で
寒締めのような現象が起きています。
もしかしたら根の低温というよりは、
根圏部と地上部の温度差が大きいという方が言い当てているかもしれません。
新しい説を提案できるかもしれないと期待されますが
大切なのはこれが本当に寒締め現象なのかどうかです。
今日は3学期最初の課題研究。
FFJ検定で忙しいハンターズですが、準備の合間を見つけて
ホウレンソウの収穫及び糖度測定を行う予定です。