
今、書店で「課題研究」関連の教育書を目にするようになりました。
なぜなら、まもなく高校に探求的な新科目ができるからです。
すでに「課題研究」が導入されている農業や工業などの実業高校やSSHでは
歴史と経験に裏付けられた指導のノウハウを持っていますが
経験のない普通科目の先生方は大変。
そこで指導書や教育書がどんどん発刊されているのだそうです。
これはある出版社が出した「課題研究メソッド」なる指導書。
そこには課題の見つけ方や研究の進め方、まとめ方、発表の仕方などを
例を紹介しながら事細かく説明されています。
面白いことに、なんと名久井農業高校という名前があるではありませんか。
ここは取り上げる課題の特徴や種類を説明しているページで
社会問題に取り組む高校生の研究例として
かつてフローラが提案した雪の付着しないLED信号機研究が紹介されています。
現在活動はフローラから特任チーム「RED SIGNALS」に移行しましたが
このように編集者の方が名農の取り組みを知っていることに驚きです。
さていつもなら雪の少ない県南に今年は12月から雪が降りました。
LED信号機の研究もいよいよ終盤。
RED SIGNALSの実証実験がまもなく始まります。