
ハンターズが育てているニンジンが発芽してきました。
アントシアニンを持つ紫色をしたニンジンです。
さてみなさんはニンジンが何科の植物かお分かりですか。
地下部を食べるダイコンやカブはアブラナ科ですが
ニンジンはこれとは違います。
ヒントは葉の形。出たばっかりはわかりにくいのですが
大きくなるとまるでパセリのような葉になります。
つまりニンジンはパセリと同じセリ科です。
そのため独特な香りがあり、
これが理由でかつて子供が嫌いない野菜No.1でした。
しかし最近は香りを抑えた品種も開発されたおかげで
ニンジン嫌いの子供の話はあまり聞かなくなりました。
それどころが野菜ジュースにも加えられ
健康にも良いと美味しく飲まれています。
嫌われ者が一転して人気者へ。
やっとニンジンのモテ期が来たようです。
さてこの紫色をしたニンジンの色素はアントシアニンですが
一般にはオレンジ色をしたものが主流。
この色素の名前はカロテン。
こちらも抗酸化作用のある植物色素です。
ニンジンは英語でキャロットですが
語源はこのカロテンからきています。
さてこのニンジン、もう少ししたら間引き作業を行います。