環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」で
生徒の模擬農業会社が育てているサニーレタスです。
彼らが使っている植物栽培装置では生育の早い葉菜類が向いているため
レタスの他に、ミズナ、チンゲンサイ、カラシナなど
各社とも差別化をはかるために他社とは違う
いろいろな葉菜類にチャレンジしようとしています。
先日、やっとレタスができたと喜んで販売していたので
ついついお祝いに一袋購入してあげました。
よく初物のご祝儀価格が話題となります。
青森県の新しいサクランボ「ジュノハート」の初競りも高値で驚きましたが
先日、石川県のブドウ「ルビーロマン」が
一房120万円で落札されたというニュースも話題となりました。
では起業チャレンジの初売り価格はいくらでしょう。
よほど嬉しかったのでしょうか
聞いてびっくり。なんと一袋50円。
ワンコインどころではない安値です。
そんなに安く売って大丈夫なのでしょうか。
もしかしたら彼らからの逆ご祝儀価格かもしれません。
日頃は消費者側のためとにかく安いほうが嬉しいのですが、
いざ販売側に立ってみると価格を設定する行為は意外と難しいもの。
起業チャレンジは生産だけではない
いろいろな学びの場を提供してくれます。