
ハンターズの男子が育てている作物がこれ。
パッとみると赤カブに見えませんか。
ところが大違い。
これはテーブルビーツ。
ビートともいわれる野菜です。
カブがアブラナ科であるのに対してビーツはアカザ科。
なんとホウレンソウと同じ仲間なのです。
昔からボルシチなどで食べられていましたが
このビーツが近年、健康野菜として注目されています。
話題となっているのは食物繊維はもちろんですが、
ビーツならではのきれいな赤い色素です。
赤い色だからアントシアニン?
それともニンジンと同じカロテン?と思ってしまいますが
こちらはベタレインという植物色素。
優れた抗酸化作用をもっています。
ビーツは地中海原産のためヨーロッパから
アフリカ、アジアまで広く栽培されています。
簡単なうえ、すぐ収穫できるのでぜひ試してみてください。
さて彼の栽培目的は食材としての利用や販売ではありません。
開発した技術が作物に仮説通りの影響を与えるかどうかを
実際に栽培して確かめるためです。
ご覧のとおり、徐々に肥大しているので
収穫も近いようです。