
期末考査が先週で終わり、やっと課題研究が再開されました。
今日は調査日なので各自、自分の育てている植物を調査します。
それと同時にいよいよブルーベリーの収穫作戦を実行する予定です。
先週はちょっと雨が降ったこともあり
小鳥たちの被害も今のところありません。
期末考査でハンターズが姿を見せなかったこともあり
もしかして彼らも油断しているかもしれません。
先手必勝。何としても無事に収穫して今年の戦いに勝利したいと考えています。
さてこのブルーベリー、好みの土はなんと弱酸性。
pHにすると5前後でよく育ち、逆に他の植物が
好きな中性だと枯れてしまうこともあるといいます。
つまり育てるためには土壌を酸性化させなければなりません。
アルカリにするならすぐ石灰を思いつきますが
酸性にしろといわれるとちょっと悩んでしまいます。
そんな時、欠かせない改良資材がピートモス。
植物が堆積した泥炭を乾燥粉末にしたものでpHが3〜4と酸性です。
このピートモスを混ぜることで土壌を簡単に酸性にすることができます。
でもなぜブルーベリーは他の植物と違い酸性土を好むのでしょうか。
そもそも野生のブルーベリーは北欧などの落ち葉の堆積した林で育ちます。
このような土壌は酸性土。つまり酸性にしてあげるのは
彼らの故郷である森林の土壌環境を再現しているのです。
鉢にピートモスを加えて管理してきたハンターズ。
それではお待ちかねの収穫スタートです。