
環境システム科が管理している小さな畑。
そこにある授業でトウモロコシが植えられました。
実はこの場所、昨年も糯性デンプンを持つ「もちトウモロコシ」を育てたところです。
でも大丈夫。トウモロコシは連作障害が出にくい作物なのです。
今年植えられたのはみなさんが大好きなポップコーン。
おそらく名農祭で販売しようと考えているかもしれません。
さてよくポップコーンをお菓子の名前だと思っている人がいますが違います。
火にかけると爆発する種類のトウモロコシの名称で、日本語では「爆裂種」といいます。
つまり人間にもいろいろな人種があるように
トウモロコシにもいろいろな種類があるのです。
例えば爆裂するのはポップコーン、
モチモチした食感が懐かしいもちトウモロコシはワキシーコーン。
メキシコ料理でお馴染みのトルティーヤの材料はフリントコーン。
家畜の餌になるのはデントコーン。
名前の通り、まるで歯のような大きな実がつきます。
では私たちがいつも食べているトウモロコシはなんでしょう。
こちらはみなさんも知っているスィートコーン。
このように性質によっていろいろ分類されているのです。
それにしても雑草が繁茂してきました。
夏休み前に一度除草しなければならないようです。