ご覧ください。
これが先ほどの金属モデルを参考に製作したものです。
重そうに見えますが、実際はそんなに重くありません。
やっとできた完成品なので大事に抱えているのです。
材料は土。コンクリートのように強固でありませんが
このように形を保つことができます。
またこの土には植物が生育するのに必要な肥料を含んでいます。
コンクリートのような色は、中に含まれている肥料分によるもので
成分を変えるとまた別の色になるので
外観から機能が判断できて制作側はとても便利でした。
さらに不要になるとすぐに解体して土に戻すこともできます。
この辺りがコンクリートとはまったく違う点です。
今までこのようなものがなかったため製作は試行錯誤の連続。
いろいろ土などの配合を変えてやっとできました。
これを活用することで農業の抱える問題の改善に貢献しようと
ハンターズ5名が春から実験しながら完成させました。
現在、圃場で実用化試験をしていますが
想像した通りの反応を見せており結果が楽しみです。
残念なのはこの製作物にまだ名前がないこと。
夏休みにでもみんなでネーミングを考えたいと思います。
さて現在、ハンターズはこの研究を
今年静岡県で開催される日本土壌肥料学会の高校生部門で発表し
専門家から評価していただき改善点を探ろうと計画しています。
植物研究グループが慣れないモノづくりにチャレンジしています。