
露地に植えたクリスマスローズです。
雪が溶けたら葉が見えてきました。ところがどうでしょう。
雪の重みですっかり茎は倒れ、葉は地面に這いつくばっています。
こんな状態で大丈夫なのか心配になります。
さて2月から3月上旬頃まで全国でクリスマスローズの展示会が開催されました。
東京はもちろん、滋賀、広島、山口、福岡と西日本でも盛んです。
10年前は日本中クリスマスローズの大ブームに湧きました。
ひと鉢何万円もするクリスマスローズが飛ぶように売れた時代です。
しかし草花はトレンドの世界に生きる生物。
今はブームも去り、本当の愛好者だけが残ったといわれます。
このクリスマスローズはチームフローラの初期メンバーたちが交配し種子から育てたもの。
文化祭でフローラガーデンハイブリッドとして
格安に地域の方にお分けし、毎年人気でした。
売れ残った株を露地に植えましたが、手入れなしでも毎年咲いてくれます。
現在はプロが育てた苗の価格もずいぶん安くなり、
購入しやすくなったので今がお求めのチャンス。
思ったより栽培が簡単なので挑戦してもらいたいものです。
このようにまだまだ人気のクリスマスローズですが
おそらく展示会で鑑賞されるのは温室育ち。
青森の露地で育てたものは、ご覧の通りまだ咲く気配がありません。
種類はオリエンタリス。おそらく開花は4月中〜下旬だと思われます。
春先、ヨーロッパの明るい森に咲くクリスマスローズ。
青森では原産地のような風景を見ることができます。