農業の学びの中でよく出てくるのが二十四節気。
1年間を四季ではなく二十四に分けたものですが
啓蟄や穀雨など農業に関連した言葉が多いので
教材として例に出すことがよくあります。
この時期に出てくるのが「春はいつから?」という話題。
つい100年ぐらい前まで多くの人が自給自足していたこの地域。
辛い冬が終わり、念願の春が来る日を心から待ちわびていたからです。
ご存知の通り春のスタートは立春。今年は2月4日です。
では春はいつまででしょう。もちろん立夏の前日まです。
今年の立夏は5月6日。つまり5月5日までが春なのです。
数えてみると春は91日もあります。
この春を2つに分けるのが春分の日。
今年は3月21日。立春から46日目にあたります。
暦の上ではどんどん春へと向かいますが
南部町のある青森県南部地方はこれからが雪が降る季節。
春のドカ雪というように湿った重い雪が降ります。
名残り雪なんてかっこいいものじゃありません。
半端ないんです。
卒業式、入学試験。ドカ雪が降らないことを祈ります。