実験室にあるペットボトルで不思議な植物が育っています。
いったい何だと思いますか。
実はカリフラワーなのです。
昨年の秋、チームの弟分であるバブルボーイズが
農薬の泡散布実験を行いましたが
その時に用意した野菜の苗がこのカリフラー。
しかし検討の結果、カリフラワーではなく
葉牡丹を使ったのでこの苗は使わないことになりました。
放置して枯れてしまったら可哀想だと思い
花瓶に花を挿す感覚で、根の土を洗い落として
水の入ったペットボトルに植えてみました。
肥料はなし、外にも出さないで水だけかえて4ヶ月。
冬休みは長い間、暖房の切れた実験室にほったらかしになりました。
しかし休み明けに見るとなんとか越冬しています。
それどころか、よく見ると左側の苗の先端には
小さな白い塊ができています。
カリフラワーやブロッコリーは実を食べる野菜ではありません。
もちろん葉を食べる野菜でもありません。
可食部はなんと蕾の塊なのです。
スーパーマーケットに並んでいるので
ぜひ店頭で観察してみてください。
植物の生命力には驚かされます。