
先日、名久井農業高校にはるばる京都大学から先生が来校されました。
カナダ出身の男性の先生ですが、上手な日本語を話されます。
それも関西弁なので、初めて会った方はずっこけそうになります。
来校されたのは名農が数年前から京都大学と共同研究している
雪国向きLED信号機の実験を行うため。
青森県では名農と京大の連携事業は有名で、
チームが県知事を表敬訪問した際も、頑張れと励ましてくださいました。
この研究はそもそもチームフローラフォトニクスが提案したもの。
しかし現在は同じ環境システム科の特任チームに全てを委ねています。
先日行われた実験では、地元の新聞はもちろん、
役場関係者、テレビ局などたくさんの報道陣が集まり
相変わらず注目度の高さに驚かされました。
するとどうでしょう。突然の電話。それも警察からです。
警察と聞くとなぜかドキドキしてしまうもの。
「悪いことしてないよね」と自分を信じて電話に出ると
信号機についての研究発表のお誘いと進捗状況のお話。
現在、雪国向きLED信号機開発は
大学と企業でデートヒートが繰り広げられています。
年に1度行われる県警主催の発表会では産学さまざまなアイデアや実験結果が披露されます。
昨年、その発表会に名農と京大連合チームは初めて参加しました。
すると名農京大チームだけ問題解決のアプローチが全く違います。
言い出しっぺのフローラの女子メンバーが提案した
ヨーグルトの蓋のアイデアを採用してもらったからです。
それも面白い結果を出しており企業大学を差し置いて、一躍報道陣の話題をさらいました。
電話は、その後の成果を発表してほしいとのお誘いでした。
しかしちょっと時期尚早。もう1年ほしいところです。
でも断ったら逮捕されちゃうのかな。