
園芸科学科の温室に行ってみると見覚えのある鉢を発見しました。
なんと懐かしいサンパチェンスではありませんか。
そういえば一昨年の秋、チームの3年生が
地域の水質浄化という大役を終えて帰った来たサンパチェンスを
短くピンチ(切り戻し)して、園芸科学科の温室に置いたのを思い出しました。
今年度は作物による水質浄化と主役の植物が変わったため
預けていたのをすっかり忘れていました。
枯れているのかと思ったら、今年もちゃんとピンチされています。
そして切り戻した茎からは新しい葉が顔を出し始めています。
もう少し大きな鉢に移植し、肥料を与えるととんでもない大きさに育つはずです。
ではいったい誰がこのサンパチェンスを管理してくれているのでしょうか。
実はチームの名前を考えた初代メンバーが現在、名農の農場に勤めているのです。
それも嬉しいことにかつての本拠地である
園芸科学科の草花生産を担当されているのです。
このサンパチェンスはそんな先輩が3年生に代わって管理してくれているのです。
3年生はまもなく卒業し、チームフローラフォトニクスは解散となります。
トラは死して皮を残すといいますが、フローラが消えてしまっても
春になると温室にはサンパチェンスがきれいな花を咲かせることでしょう。