
今日は名久井農業高校の体験入学。
今年もたくさんの地元中学生がやってくる予定です。
名農に来たら見て欲しいものがたくさんありますが
なんといっても一番はこの緑のキャンパスです。
名久井農業高校は昭和19年創立ですが、
度重なる馬淵川の氾濫から逃れるため
昭和46年にこの高台に移転してきました。
移転当時は周囲に緑がなく風が吹くと砂嵐となり
とても大変だったといいます。
そこで学校をあげた緑化活動が始まりました。
あれから何十年も経った今、緑化活動は名農の代名詞となり
来校されたみなさんはこの緑に囲まれた環境に感動されます。
しかし実は全て名農生と職員によってつくられた人工的環境だったのです。
ただあまりにも美しいキャンパスと積極的な緑化活動は
内閣総理大臣から緑化の最高賞をいただきました。
さて現在、北半球の各国で猛暑が記録されています。
都市では気温の上昇化(ヒートアイランド)を避けるために
ビル街に樹木を植えた緑地帯を設けています。
葉からの蒸散で気温を下げようという対策で
緑地帯の周辺の温度が下がるというデータが発表されています。
たくさんの緑に囲まれた名農はまさに学校自体が緑化地帯。
暑さが苦手な人は都市の高校より、名農の方がいいかもしれません。
小さいながらキラッと緑に輝く存在。
そんな名農の日本一の環境をぜひ堪能してください。