環境システム科の温室を覗いたら
またまた面白いものを見つけました。
LEDがたった1株の植物を照らしているのです。
植物はトウモロコシ。ちょうど雄花が開花しているようです。
温室はガラス屋根とはいえども屋外に比べると光量が下がります。
そのために補光しているのでしょうか。
はたまた別の目的があるのでしょうか。
2009年春に結成したTEAM FLORA PHOTONICS は
まさに草花(植物)が光に対する反応を探って
新しい農業技術や商品開発につなげようと結成されました。
当時は小さなLEDランプでも5000円以上もしており
大変な出費をしながら取り組んだものです。
またLEDを照射する研究などなかったため
みんなから不思議な目で見られた記憶もあります。
あれから10年。このように環境システム科には
生徒が自由に使えるLEDが何本も用意されています。
それも波長のコントロールできる高性能なもの。
10年前の不思議が当たり前となりました。
チームは2019年3月をもって解散しますが
このように次々と新しい研究班が誕生してきています。
なお本日、地方紙の新聞に名農の草花班の活動が紹介されています。
ぜひご覧ください。