クリスマスローズ。
花の時期はとっくに終わっていますが
ご覧のとおり、花びらのように見えるガク片は
色こそ褪せてきましたが散らないので、
まだ咲いているように見えます。
これが「落ちない花」「散らない花」として
受験生に人気の理由です。
そんな花に白い袋が被されています。
結実したクリスマスローズは種子ができ
雌しべの基部が大きく膨らんできます。
そして熟したら袋が突然破けて種子が地面にばらまかれます。
したがって種子が欲しい場合は、このように袋をかぶせて
こぼれた種子を受け止めるのです。
袋の正体はスーパーマーケットで売られている茶漉し袋。
通気性のある腐織布なので種子が腐敗することもありません。
さあどんな種子がとれるか楽しみです。