
フローラジュニアが先輩から教わりながら行っているのは
なんとサトイモの植付けです。
本来なら畑に植えるものですが、
実験のため大きな大きな鉢に植え付けました。
もちろんサトイモを植える経験などない1年生は
どちらが上なのかよく確認しながら一生懸命取り組んでいました。
さて不思議なのが植え付けた後のこの姿。
鉢がビニールで覆われています。
実はマルチのように地温を温めて生育を早めようとしているのです。
なぜなら今年の研究発表は晩夏といつもより早目。
したがって何とか間に合わせようと促成栽培に取り組んでいるのです。
しかしこれでも自然相手の栽培です。
何らかの理由で発表に間に合わなくなるかもしれません。
そんな不安から予備となるもうひとつの研究テーマも
まもなくスタートさせようと考えています。
意欲を引き出し、2年生から始まる課題研究につなげる人材育成プロジェクトですが
ここで失敗してしまい、やる気を失っては逆効果。
何があろうと失敗できない戦いがここにはあるのです。
絶対失敗しないテーマで、さらに誰も取り組んでいないもの。
ある意味、一番難しいテーマ設定かもしれません。