
ご覧下さい。
冬の青空にぶら下がっているオレンジ色の実がふたつ。
これはバラの実、つまり広い意味でのローズヒップです。
今回はローズヒップの話ではなく色の話。
鮮やかな青にオレンジ。
とても映える色の組み合わせだとは思いませんか。
これには理由があります。
昔、美術の授業で色相環(color circle)というものを学びました。
24色をぐるっと輪にして並べたものですが思い出しましたか?
並べてみると青色の真反対にある色はなんとオレンジ。
時計の文字盤でいえば3時と9時の位置にあります。
これを補色の関係にあるといいます。
簡単にいえば反対色で、この2つの組み合わせが
もっともお互いを目立たせることがわかっています。
では赤の反対色は何でしょう。
答えは緑。クリスマスカラーは反対色でできているんです。
ここ一番、目立ちたい場合はこんな色で
コーディネートしてはいかがでしょうか。
逆に青の隣は紫。黄色の隣はオレンジ。
近くの色合いで組み合わせると今度はぐっと落ち着いた雰囲気となります。
そんな視点で自然を見るのも面白いものです。