学校の庭に福寿草が咲いています。
春の訪れを告げる名農で一番早く目覚めるキンポウゲ科の草花です。
福寿草といえば真っ先に黄色い花が思い浮かびますが
違う花色もあるようです。
実は福寿草の学名はアムール・アドニスといいます。
アムール川の流れるシベリア地方のアドニスという意味です。
このアドニスという名前はギリシャ神話に出てくる美少年の名前。
アフロディーテに愛されましたが、
イノシシの牙にかかってなくなります。
西洋の福寿草は、その時流れた血のように
真っ赤な色をしているのでこの名前がついたといわれています。
残念ながら見たことがないのでご紹介できませんが
西洋の福寿草の花色は赤いようです!
さて神話はまだ続きます。
アドニスの流れた血からは「アネモネ」という花が、
それを悲しんでアフロディーテが流した涙からは
「バラ」の花が生まれます。
美少年や美女の神話はどこまでも美しいのです。