脳の中にはジュークボックス(硬貨を入れ、好みの曲目のボタンを押すと自動的にレコードがかかる音楽装置)があります。自分の経験はジュークボックスの中のレコードのように脳の中に蓄積されていきます。そしてジュークボックスと同じように決まったボタンを押すと特定の記憶がよみがえります。幸せに満ちた曲も、悲しい曲もかけることができます。聴きたくない曲は聴かないようにすることもできます。ただ一番重要なのは、ある出来事をつらいと思うか、いい経験だったと思うかは内面的イメージによるということです。
私たちが他人のことをもっと思いやる気持ちを持てば、世の中は変わるのではないでしょうか。親切な言動をするたびに100円をもらい、不親切な言動をするたびに100円を払うなら、あなたは金持ちになるでしょうか。他人に親切にすることは、私たちが簡単にできるもっとも充実感の得られる行為です。親切は、それをした人に必ず戻ってきます。あなたが他人に対してすることは、自分に戻ってくるのです。人に親切にすることによって、あなたは心の中で大きな満足感を得ることができます。
日常の慌ただしさや責任の重さに圧倒され、私たちはとにかく道を見失って流されたままになりがちです。一旦そうなると、心の奥で一番大切にしているものを忘れたり、引き延ばそうとしたりする誘惑にかられます。そんなときは「一番大切なことは何か?」と自問してみるといいかもしれません。これがはっきりすると、優先順位も明確になります。自分の人生にとって最も大切なこと、最大のエネルギーを注ぐ場所を選択することができます。日々、ただ忙殺されている…と感じる人は、ほんの1分でもこの自問をしてみて下さい。