記者:“犬飼会長、現時点で雪国の人に示せるメリットは?”

犬飼JFA会長:“具体的に今できることはない”


雑誌『サッカー批評』の取材で、西部謙司さんの突っ込み・疑問に、「トンデモ理屈」を並べ立てていた犬飼会長。
そして上記のやり取り

上記の応答は、産経新聞のWEB記事に載っていたものです。
『Jリーグ秋春制移行問題を考える~記者のホンネトーク』と題して、匿名座談会の形式で、Jリーグ将来構想委員会が秋春制NOを報告したのに、犬飼会長が議論差し戻しを命じた一連のドタバタ劇の内幕、これまで表に出て来なかった秋春制論議の経緯などを語っています。

http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090320/scr0903201800002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090320/scr0903201800002-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090320/scr0903201800002-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090320/scr0903201800002-n4.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090320/scr0903201800002-n5.htm

これ読むと、田嶋幸三JFA専務理事が、カワイソウに感じちゃいましたわ。
あと、改めて犬飼会長の秋春制移行への妄執に身震い。
けど、それほどまでに秋春制に移行したいと表明しながら、「雪国の人たちに示せるメリットは今のところ具体的に出来ない」と言っちゃうアバウトさにも身震い。


ところで、最新号の『週刊サッカーマガジン』と『週刊サッカーダイジェスト』が、秋春制論議の内紛について取り扱っています 。

『サカダイ』は、セルジオ越後さんのコラムにて。
セルジオさんは、この半年間、度々秋春制に移行すべきではないと訴えているので、書いていることに目新しさはありません。
ただ、犬飼会長がこれほど執念を燃やすのは、「日本サッカー協会会長として、自分はこれだけの実績を残したんだ」という証を立てたいからではないか、という見立てを書いています。

『サカマガ』は、秋春制の議論差し戻し劇について、3ページに渡って検証記事を!
『サカマガ』は、こんなゴタゴタを引き起こしたのは、ひとえに犬飼会長と鬼武チェアマンのコミュニケーション不足を断罪!!
二人の執務室は同じ建物内にあり、顔を合わせて話し合おうとすれば出来ないことはないのに、そうしなかったから、こんなみっともない事態に発展したと切り捨てています。
産経新聞の覆面座談会と併せて読むと、なるほど、2人の意思疎通が〝為ってない〟ことが、事態をややこしくしている一助になっているなあと思ってしまうね。

『サカマガ』は、冬開催に反対するサポーター有志の会の署名活動を引き合いに出し、また[モンテディオ×グランパス]の雪中戦もサンプルに出しつつ、犬飼会長の秋春制移行論には、「理がない」とも書いています。


『サカマガ』では、これとは別に、西部謙司さんがコラム『ゴールのあとの祭り』で、秋春制論議について自説を披露。
物理的に秋春制に移行するのは無理であり、移行を断行するならば、試合数を減らすしかないと書いています。
西部さんが、『サッカー批評』でシミュレーションしたように、秋春制に移っても、過密日程から解放されないんですよね。
だから根本的な解決策は試合数の削除が一番。

でも、試合数の削除ということは、地域密着・全国各地にJクラブを、というJリーグのテーゼに反するし。
なにより、試合数の削減は、収入減にダイレクトに影響するし。

 

文藝春秋社の『Number』最新号が、犬飼会長と鬼武チェアマンの対談を掲載しているので購入したけど、ヴォリュームの少なさに肩透かし。
必然、秋春制をめぐる箇所も少なかったです。
でも、知らなかったなあ、コンサドーレの選手の一人が、“秋春制に移行したら、自分たちにチャンスだ”なんて言ってたこと。
てっきり、札幌の選手たちは現状維持の考えでまとまっていると思ってたのに。


さて、本日のNDソフトスタジアムの上空は、いや、全国各地のJ開催スタジアムのお天気はどうなることになりますやら。
秋春制移行とは別にして、1℃でも暖かい状態になり、雨・雪が降りませんように。