本題に入る前に。
アイスホッケーとアメリカンフットボールの強豪チームが、この未曾有の経済不況の為に、〝廃部〟に………

西武アイスホッケー部、いや「西武アイスホッケー部」という名称よりも、「国土計画」もしくは「コクド」というほうが、馴染み深いと思います。
塀の中の人となった堤義明が、大のお気に入りだったアイスホッケー部。
彼が失権したのも、アイスホッケー部廃部の遠因になったんだろうか。

セルジオ越後さん、えのきどいちろうさんがバックアップしている日光アイスバックスも、活動資金に難儀しているし、日本国内のアイスホッケー環境は最悪の状況だ。
アイスホッケーを小中高とプレーしても、社会人になった際の受け入れ先が、もう先細り。
隣国の韓国だって、アイスホッケー界は厳しいと聞く。

北米はあんなにアイスホッケー業界が潤っているのに、この彼我の差は…


アメフトのオンワードも廃部
松下電工、あ、社名変更でパナソニック電工か、パナソニック電工と並び、日本のアメフト界を牽引してきたオンワードが、ねぇ……
かつて黄金時代を築いたレナウンはあれだし……
週刊少年ジャンプの『アイシールド21』のおかげで、アメフト人気が高まっているというのに……

切ないなあ~

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中学校のサッカー部、街クラブのジュニアユース組織、JクラブのU-15アカデミー部門、これら全ての中学生年代のサッカーチームが、日本一を懸けて争う「U-15高円宮杯全日本ユースサッカー選手権」。
12月7日に開幕し、グループリーグ3試合を終えて、あす12月20日からは、ノックダウン方式のトーナメントに突入します。

12月20日が、決勝T1回戦=ラウンド16。
12月21日が、準々決勝。
12月27日が、準決勝。
12月29日が、決勝戦。

グループリーグを3戦全勝で通過したアルビレックス新潟ジュニアユースは、ラウンド16で、四国代表の愛媛FCジュニアユースと対戦します。
果たして、アルビJYは、ベスト8に進出できるのか?
いや、“出来るのか?”じゃなく、“進出して欲しい、絶対に8強に残ってもらいたい”、ですよね。

ところで吾輩は、未だにただの一度も、アルビレックス新潟ジュニアユースの試合を観たことがありません。
新潟県内にお住まいの方でしたら、練習見学の際に、ジュニアユースの練習風景をご覧になったことはあるでしょうが、吾輩は、練習自体も観た経験無し。

唯一、彼らの姿を目撃できる機会は、東北電スでのアルビの試合。
そう、ボールパーソンを務める彼らだけ。
だけども、試合の記録表を具にチェックすると、おぼろげながらも、アルビJYの戦力が見えてきます。

今大会のアルビの戦績は―
対ブレイズ熊本戦 [4-0]
対コンサドーレ旭川U-15戦 [2-1]
対サンフレッチェくにびき戦 [4-0]

コンサドーレ戦は、スコア上では接戦ですが、シュート数で比較すると、アルビが23本で、旭川が6本という差。
試合を支配していたのはアルビで、スコア以上の力量差があったと考えるのが妥当でしょう。

じゃあ、残りの2試合はどうか?
熊本戦は、アルビ22本、ブレイズ5本。
くにびき戦は、アルビ23本、サンフレッチェ8本。
つまり、3試合とも圧倒しての勝利だったことが濃厚です。

では、次にメンバーを見ます。
3試合を通じてスタメンは固定されています。
記録表だけで判断すれば、システムは[4-4-2]。

GKは高橋一輝君。
DFは山岸穂高君、池田朝陽君、若月洋君、石井達君。
MFは宮内翔君、桑原健介君、斎藤恭志君、滝澤遼介君。
FWは早川史哉君、池田正志君
キャプテンは石井君です。

このチームの顔は、早川君で異論はないんでしょうね。
年代別代表候補にも名を連ね、チーム一番の得点源。

じゃあ、今度は、グループリーグ3試合の総得点「10」の中身を見てみます。
早川君が4ゴール
斎藤君が3ゴール
桑原君が2ゴール
滝澤君が1ゴール
DFの得点はゼロ、得点を決めたのはFW、それにMF。
もう一人のFW池田君に得点が生まれていないのは、ちょっと残念。


それでは対戦相手の愛媛FCジュニアユースの戦績を確認します。
対港川中学校 [8-1]で勝利
対青森山田中学校 [8-1]で勝利
・ヴィッセル神戸ジュニアユース [0-2]で敗北

3試合で総得点「16」を記録していますが、シュート数を見ても、唖然とします!
港川中学校戦では、愛媛が29本で、港川が3本
青森山田中学校戦では、愛媛が24本、青森山田が2本
ヴィッセル神戸戦では、愛媛が13本、神戸が10本

ヴィッセルJYには敗れたのに、シュート数では、3本上回っていた愛媛FCジュニアユース!!!

では、個別の得点者を挙げてみます―
城村洸介君が5ゴール
近藤貫太君が4ゴール
久保飛翔君が2ゴール
大浦龍馬君が2ゴール
上田勝也君が1ゴール
町村誓吾君が1ゴール
曽根田穣君が1ゴール

ただ、これらのデータを以って、即、「愛媛FCジュニアユースの攻撃力は凄まじい」と断定するのは早計だと考えます。
何故ならば、サッカーは対戦相手こその相対的なものだからです。

愛媛FCジュニアユースが大勝した相手は、どちらも中学校のサッカー部。
これが〝ミソ〟です。
U-18高円宮杯にもそういう傾向があるのですが、U-15高円宮杯は完全なクラブチーム優位の大会なんですよ。

一昨年の大会で16強に残った中学校サッカー部は「2」、昨年のそれは「1」、今年のそれは「1」。
他は、街クラブか、Jクラブの下部組織です。
つまり、中学生年代では、クラブが中学部活よりも圧倒的に、勝負に強いんだな、これが!
力量差が、あるんだな。
U-15高円宮杯の北信越大会も、中学校部活は1つで、残りはクラブチームでしたもんね。

というわけで、愛媛FCジュニアユースが沖縄県と青森県の中学校サッカー部に大勝しても、実は、さほどの驚きはないのです。
そして、Jクラブのジュニアユースチームには負けて、シュート数も神戸によりは上だったけど、それまでのように30本近くも撃てなかったという事実に着目!!

全国レベルで見たら、果たして、愛媛FCジュニアユースの攻撃力は本物なのかどうか、それはまだ未知数というのが吾輩の見解です。

じゃあ、愛媛FCのシステムとメンバー構成をチェック。
記録表を基に判断すれば、システムは[3-5-2]。

GKは山本哲也君
DFは安藤一貴君、久保飛翔君、曽根田穣君
MFは垂水雄太君、伊藤星斗君、野村誓吾君、上田勝也君、近藤貫太君
FWは佐々木寿輝君、城村洸介君
キャプテンは近藤君です。

 

はい、じゃあ、ここでこのエントリー記事のタイトルの説明に入りますね。
なぜ、アルビと愛媛FCが因縁の対決なのか?

話は、今年9月13日に遡ります。
場所は、群馬県前橋市の敷島公園内の群馬県立ラグビー・サッカー場。

あの日、その地で、U-18高円宮杯のグループリーグ行われました。
カードは、[アルビレックス新潟ユース×愛媛FCユース]。
結果は、新潟が[4-0]というスコアで大勝。
吾輩はこの試合を応援したんだけど、内容面でも圧勝でした。
データ的にも、アルビのシュート数19本に対して、愛媛のそれは7本

前半2分に早くも泉澤君のGOALで先制して主導権を握り、前半9分に比嘉君が、前半22分には再び比嘉君がゴールネットを揺らし、試合終了2分前に佐野君がダメ押し弾!
ちなみに、佐野君のゴールは、昨季のアウエージェフ戦の内田のゴール、今季のアウエーコンサドーレ戦の松尾のゴール、今季のホームガンバ戦の松下のゴール、あれらと全く同じような形の得点だったんですわ。

そんでもって、この試合の結果、アルビユースは悲願の高円宮杯決勝T進出を決め、正反対に、愛媛FCユースはグループリーグ敗退が決まったんです。
だから愛媛FCジュニアユースにとっては、『兄貴分』の仇を討つ、またとないチャンスなんだな、これが!

でもね、でもね、でもね、実は『兄貴分』じゃなかったりする部分もあるんです!
本人自らリベンジ!って性格もあるんですよ。

また、話をU-18高円宮杯に戻します。
愛媛FCユースは、9月の高円宮杯に、実は中学3年生=愛媛FCジュニアユースの選手を帯同させて、ベンチに置くだけじゃなく、実際にプレーさせていたんですわ!!
その選手達とは―
近藤貫太君、久保飛翔君、城村洸介君の3名。

そう、そして彼ら3人は、愛媛FCジュニアユースの選手として、U-15高円宮杯で大活躍しています。
さっきの得点者リストを、もう一度、ご確認くださいませ。

念のため書きますが、U-18高円宮杯は、18歳以下ならば出場資格あります。
極端な話、5歳児であっても、抜群にサッカーが上手ければ、高校生らに混じってエントリーできるのですよ。
というわけで、愛媛FCユースが、U-18高円宮杯に中学3年生を出場させてもノープロブレムなんです!

思い出します、9月の高円宮杯を!
パンフレットを買って、選手名簿を確認したら、愛媛FCユースに中学3年生の選手がいるじゃありませんか!!
でもって、ベンチにいるだけじゃなく、実際にプレーしていると!!
アルビユースの選手の親御さんたちと、“愛媛FCには、中学3年生がいますよ”という驚きの会話をしたものです。

中でも印象深かったのは、近藤君。
愛媛FCユースと前橋育英高校との試合、途中出場した彼のパフォーマンスが良くて、それが愛媛FCユース追撃の隠れた要因になったのをよく覚えています。
ま、結果的にはロスタイムに前橋育英に点が入って負けたけど、近藤君のプレーに輝くものを感じた次第。

ちなみに、近藤君はU-18高円宮杯では総計110分間出場。
新潟ユース戦では後半頭から45分間の出場です。

久保君は新潟戦はスタメンで45分間プレー、3試合で合計61分間プレーしています。
また、久保君はU-18高円宮杯ではFW登録なんですが、U-15高円宮杯ではDF登録です。
まさか、矢野貴章に逆バージョン、FWだったんだけどDFにコンバートというパターンでしょうか?

城村君はスーパーサブとしてU-18高円宮杯にエントリーし、合計8分間のプレーで終わっています。

てなわけで、愛媛FCジュニアユースは、カテゴリーは違えど、アルビレックス新潟ジュニアユースへのリベンジで燃えているに違いありません。
そういう意味で、なんとも厄介な相手ですな。

しかも、運の悪いことに、アルビJYは、愛媛FC戦でキャプテン石井君を欠くことになります。
というのは、グループリーグ第3戦の後半39分、退場処分を喰らったからです……

曲がりなりにも、3試合で16ゴールのチームが相手。
DFで主将の石井君抜きで戦うのは、厳しいですなあ。

ちなみに、U-15高円宮杯は40分ハーフです。
残り1分+ロスタイムを凌げば、石井君、愛媛戦にも出場できたんだけど……

バックアップメンバーが誰かは知りませんが、その選手に期待です。
それと残りのベンチメンバーもね!
あ!そうだ!
U-15高円宮杯は、控え選手を7名もベンチに座らせることが出来ます!
その上、交替枠は「7」。
要するに、7枚のカードを切れるという大会規定。
ベンチワークも、勝利を左右しますなあ。


明日のキックオフは、13時10分予定です。
但し、午前11時からの試合が、延長戦やPK戦にもつれこんだから、数十分間ほど順延します。

会場は愛知県刈谷市のウェーブスタジアム刈谷。

愛媛FCジュニアユースに勝てば、21日の日曜に、名古屋港サッカー場で準々決勝です。