丸山、船越、木寺、直樹など、過去の戦力外選手発表の際も、ショックは尾を引きました。
中でも、最大のものは、2006シーズン末のファビーニョ。
ファビの退団は切なかったなあ。
そんなつもりなかったのに、東北電スでの最終戦・大宮アルディージャ戦で、ウォーミングアップ中のファビを観たときから、涙、止まんなかったもんなあ。
12月13日のアルビレックス新潟レディース所属10人の選手の退団発表は、ファビの退団に匹敵するほど、吾輩には衝撃的で……
選手本人の体力的限界、クラブ側の思惑など、様々な要素が絡んでの10人の退団劇。
それにしても、人数が多すぎる。
アルビレックス新潟レディースの看板的存在だった桂・桜・中島・野村、そして愛美という面子も、ショックを倍加させています。
なにより、全員、1部リーグ昇格を懸けて、苦闘を潜り抜けてきた選手達ですから、必要以上にセンチメンタルになります。
吾輩でさえ悲しいのですから、より古参のサポーターさんたちの心中は、もっと、ですよ。
しかし、彼女たちの2008シーズンは、まだ終わっていません。
アルビレックス新潟レディースには、まだ公式戦が残っています。
いつまでも、哀しみに引きづられているわけにはいかないんです!!
全日本女子サッカー選手権大会、通称「全女」に、彼女たちは臨みます。
全女とは、女子サッカー版「天皇杯」です。
吾輩は、宮内庁にお願いして、『皇后杯』という冠を頂戴できないものかと考えているんですがね。
まあ、位置づけしては女子サッカー大会の「天皇杯」ということです。
決勝戦は1月1日に開催、会場は国立霞ヶ丘競技場。
元日の午後からは天皇杯ファイナルが催されますが、全女のファイナルは午前中に行われるんですね。
今では信じられないことだけど、まだヴェルディが弱くなく、フロントがマシだったときの話。
2005年1月1日、全女の決勝戦の片方には日テレベレーザが、天皇杯の決勝戦の片方には東京ヴェルディがいて、それぞれ優勝。
つまり、アベック優勝を成し遂げたという歴史もあるんですよ。
というわけで、近い将来、アルビトップチームが天皇杯王者に、アルビレディースも全女女王に、というのが吾輩の野望となっています。
そんな全日本女子サッカー選手権ですが、その3回戦が、12月21日に実施されます。
天皇杯では、3回戦からJ2勢が、4回戦からJ1勢がエントリーします。
それと同じで、全女も、なでしこリーグ2部チームが2回戦から、1部チームは3回戦からの登場となるわけです。
アルビレックス新潟レディースの3回戦の相手は、なでしこリーグ2部所属の「バニーズ京都」。
今季の2部リーグ戦績は、9チーム中6位、4勝11敗1分け、20得点・52失点。
全女の2回戦では、高校生で結成された「JFAアカデミー福島」と対戦し、[6-5]という派手な打ち合いの末、勝利しています。
客観的に考えれば、アルビレディースの勝利の可能性は極めて高いです。
喩えが合ってないかもしれませんが、マンチェスター・ユナイテッドとガンバ大阪との対戦みたいもんですよ。
けど、ガンバに番狂わせを起こす可能性が僅かながらもあるように、アルビレディースがバニーズに敗れることも有り得る訳で。
新潟レディースは、11月23日のプレナスなでしこリーグ最終節を最後に、公式戦からはご無沙汰。
その上、10人退団という事態を受けてのゲーム。
東京Vが、J2に落ちた遠因として、選手の大量解雇により、チーム内に不協和音・不信感・不安など負の感情が渦巻いて、精神的に闘えなかったというのが、分析されていますよね。
それと同じで、アルビレディースも、退団発表の影響が出なきゃいいのだが、と思っています。
チームを去る選手のために、で一致団結してくれればいいのだけど。
或いは、有終の美を飾るためにも、の気持ちでね。
しかし、それが逆に、選手たちのプレッシャーになることも、有り得るんだよなあ。
というわけで、
12月21日の日曜日、午前11時キックオフで
アルビレックス新潟レディース×バニーズ京都
が行われます。
これに勝てば、12月23日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて、午前11時から、準々決勝に挑みます。
対戦相手は、[INACレオネッサ×鳳凰高校]の勝者。
十中八九、INACでしょう。
3回戦、準々決勝に勝ち、最後は国立霞ヶ丘競技場のピッチに立つアルビレディースを観たいです!