弊ブログを昔からご覧になっている方はお分かりの通り、吾輩は、アルビレックス新潟が行っている「無料招待券」を否定しています。
スポンサー企業と後援会員への無料招待券配布は認めても、それ以外のタダ券は、即刻廃止するべきだと考え、中野社長にも直接、または書面で訴えています。

そしてタダ券廃止と背中合わせで、入場チケットの単価の値上げをすべきだと考えています。
その代わり、例えば、5枚綴りの回数券、指定された3~5試合を観戦できるセットチケット、親子割引チケット、平日興行割引システム、後半からの入場料半額サービス、などの弾力的な料金体系を設けることも主張しています。
尤も、値上げ&値上げのご時勢であり、給与が上がりくい経済情勢を鑑みたら、入場チケットの値上げは、今、やらない方がいいとは思っています。

いずれにしろ、「無料招待券」を用いた集客商法は止めて、ひとり当たり500円でも800円でも1000円でも入場料金を支払うようにする、そういうシステムに変更すべきだと思います。

いつまでも無料券によって実現した「4万人スタジアム」、まあ、今では「3万5000人スタジアム」だけど、このビジネスモデルを後生大事にしていては、いつまで経ってもアルビレックスの営業収入は劇的に増えやしないって!

収入が増えないってことは、その分だけ選手人件費にお金が廻らないってこと―
人件費が足らないってことは、選手の獲得が難しくなり、反対にアルビに在籍するのを躊躇してしまうってこと―
となれば、有能な選手が少なくなり、引いてはチームが弱体化し、半永久的に優勝など出来なくなってしまうってことにも繋がる。

それと、タダ券の存在は、シーズンパス保有者を馬鹿にしているし、チケットぴあやローソンチケットで発券して東北電スに向かう人を愚弄している。

一昨日発表された、アルビレックス新潟の経営収支を眺めたら、より、これらの思いが強くなりました。

アルビレックス新潟が、今季の開幕前、即戦力の日本人選手補強が満足に出来ず、シーズン中の補強もアウグスト以外に行わなかった(行えなかった)理由が、理解りましたわ。
そりゃあね、ケイツネ=経常利益で1億9800万円もの赤字を出し、営業利益で2億9200万円ものマイナス収支となったら、大胆な補強は出来ませんわな。

2月以来、ネット上で、或いはスタジアム内外で、若しくは酒席で
“中野社長、補強しねぇなんて、ふざけている”というようなニュアンスの批判が起こりまくっていたけど、なんてことはない、批判すべきは、自分たち自身=アルビレックス新潟サポーターだったわけだしね。

2005年度・2006年度・2007年度決算のアルビレックス新潟の営業収入及び、その中に占める広告収入額と入場料収入額、そしてその比率を挙げてみます。

           2005年度     2006年度     2007年度

営業収入     26億3900万円  27億9300万円   26億6100万円

広告料収入    8億4000万円  9億6000万円    9億7700万円

入場料収入    11億8500万円  9億9400万円    9億600万円

広告料収入の比率  31.8%      34.3%         36.7%

入場料収入の比率   44.9%      35.5%        34.0%


クラブの営業職員が努力して努力して、広告料収入の額を増やし、営業収入に占める広告料収入比を高めているというのに対して――
入場料収入は減少の一途、クラブの収入の4割5分をサポーター・観客が支えていたのに、昨シーズンは、2シーズン前に比べて1割1分も減少。

浦和の入場料収入と比較してみようか!
19億4900万円→25億3100万円→30億800万円と、驚異的な増収となっている!
営業収入の中に占める入場料収入比はというと、
33.5%→35.7%→37.7%!!!

赤いサポーターたちがさ、声を枯らして手を叩いて応援するだけじゃなく、お金の面でもクラブを支えているからこそ、あれだけの個の能力の高い選手を集められ、優勝争いできんだよ!

オレンジのサポーターは、赤い人たちに次いで競技場に集まって声援しているけど、お金は払わない人が少なからずいる。
タダ券に味をしめて、チケット代金は払わない人が一定割合存在する。
だから、そのせいで、選手人件費がままならない。
でも、そんな自分たちのことは高い高い棚に上げて、即戦力補強しないフロントを批判する。

批判すべきは、中野社長らじゃなく、俺ら自身だったんだよ!
俺たちが東北電力ビッグスワンに、自腹で足を運び、お金を落とし、そして必死に応援して、それでようやくクラブを批判できる資格を得られるんだよ。

つまるところ、プロサッカーチームの戦いは『総力戦』なんだ。
サポーターもその戦力のピースだけど、ただ、声を出していればいいわけじゃないんだ。
金も出さなきゃいけないんだ。

アルビレックスに強くなって欲しかったら、応援と同時に、資金面でもサポートしなくちゃ始まらんよ。
総入場者数を比較すれば、レッズの30億円とアルビの9億円は、余りにも差が開きすぎていると思いません?
前にも書いているように、客単価が違い過ぎなんですよ!

レッズサポとアルビサポとでは、置かれている環境、地域経済の差、アウエーゲーム遠征の負担額の開き、等々の諸条件が違います。
故に、リーグ戦のレッズの客単価が3000円に近づけるのは、各々の財布の中身と相談すればやや無理があるのだけど、でもだからって、指をくわえて待っているだけじゃ、事態は好転しない。

「サッカーは金を払って観て応援するもの」そういう価値観を新潟県民が等しく持てるようにしないと、これ以上、アルビは劇的に強くならないし、逆に県民が誇りに思える存在にはならないと思う。
――ま、文章にすれば簡単だけど、行うは難し、の難行程ではあるんだけどね。

で、手始めに、まずはモバイルアルビレックスに加入しませんか?
未だにモバアルに登録していない方、してみませんか?
この前、ふとしたことがきっかけで、モバアルの加入登録者数を教えてもらったんだけど、予想外に少なかった。
あまりに少な過ぎて、ビックリした。

モバアルの存在を知らないのか?
1ヶ月315円の利用料金をケチる人がたくさんいるのか?
携帯電話のインターネット接続サービスに疎い人が大勢いるのか?

塵も積もればマウンテン!少額だけど、それも集まれば大きな金額になります。
発想は消費税の思想体系と同じで、薄く広くお金を集めて、それでアルビ強化の一助にしてもらう!

アルビに強くなってもらいたかったら、少額でもいいから、お金も出そうよ!