東北電力ビッグスワンスタジアムで、FC東京と対戦する前には、どうにも〝良くない出来事〟が起こるようで。

2007シーズンだと、その1週間前に天皇杯全日本選手権が行われ、サガン鳥栖に敗北。
それも最低の内容で……
加えて、暴徒が選手たちの乗ったバスを襲撃し、クラブスタッフは〝犯人〟たちを処分する姿勢を見せず……

そんな逆境の最中、FC東京とのホームゲームを迎えたわけだけど、結果は皆さん御存知の通り。

 

2006シーズンは、今季と同じホーム開幕戦というカードでFC東京と対戦。
その1週間前、等々力陸上競技場で、いわゆる大虐殺を受けたアルビレックス。

鈴木監督の初采配ゲームが、あんな内容と敗北で、多くの人たちが悲観する&ネガティブになる。

      “もう鈴木監督は更迭だ、監督交代だ”

       “やっぱ、男前がいないとダメだ”

     “優作さんや素さんを放出したから”

      “もう降格争い間違いなし”

       “残留できれば御の字”

     “永田の離脱は痛い、中野ってのはナンだ!”


そんな声が、文字が、試合後、あちこちで踊ったもの。

そして迎えたホーム開幕戦、寺川の先制点&エジミウソンの追加点、守っては完封で、見事にネガティブな声が消し飛んだわけで。

 

2005シーズンのFC東京戦inビッグスワンの前に、これといった〝不幸〟はなく。
調べてみたら、直前のジュビロ磐田戦inヤマハスタジアムで、エジがハットトリックを決めて勝っているし。

 

2004シーズンのFC東京との対戦は、11月20日。
[4-2]というスコアでの勝利。

この試合の1ヶ月前、中越地震が発生し、多くの人々が亡くなった。
ものすごく大勢の人々が避難生活を余儀なくされた。
そして、ビッグスワンは避難・救助活動の前線基地として〝接収〟されて、アルビレックス新潟のホームゲームが開催できない状態になってしまった。

アルビは、中越地震が起こる前までは、“おいおい、2NDステージ優勝も夢じゃないぜ”ってくらい絶好調だったのに、地震を境に黒星続きに。
天皇杯でもJ2チームに敗れてしまうほど。

サポーターも選手・スタッフも精神的に参ってしまった状況で迎えた、久々のビッグスワンでのゲーム。
相手はFC東京、そして前述の通りに勝利。

 

さあ、そして今シーズン。
日曜日のゲームで、最も負けたくない相手の大宮アルディージャに完封負け。
得点力不足が甚だしかったアルディージャ相手に、2点も献上という屈辱。  
試合内容そのものは、そんなに悲観するモノではなかったけど、やはり大宮に負けるのはメチャクチャ悔しい。

加えて、開幕戦では、ペットボトルや紙コップをピッチ内に投げ入れたバカがいた。
バス襲撃事件の教訓が活かされていない始末。

そしてケガ人続出のチーム状況。
慶治が開幕直前で離脱、内田は腕が万全な状態じゃないのに強行出場。
他にも、やれ、筋肉が張りがあるとか、やれ、風邪をひいただとか、コンディションの整わない選手が多数。

そしてそしてダメ押しが、マルシオ リシャルデスのブラジル帰国&治療。
背番号10を付与された新潟の中心選手が、開幕2試合目を迎える前の離脱は、相当に痛い。

というように、「底状態」のまま、FC東京と戦うことになるわけで。

 

ただ、過去のFC東京戦がそうであったように、こういうときのFC東京戦は縁起が良い!
いや、その前には悪いことが起きるわけだから、「縁起が良い」というのは語弊があるか。

ま、なんにせよ、アルビに悪いことが発生した後に、奇しくも迎えるFC東京戦は験が良いということです。
反対に、良いことがあると負けてしまう、そう!2005シーズンがそうだったように。
2005シーズンは負けてしまい、だけど、他の試合結果を受けて、J1残留を決めることが出来たのだけれど。


というわけで、こういうジンクス―でもこんなジンクスは御免蒙りたいのだけど―があるのだから、気張って、15日の試合に参戦しましょう、アルビサポの皆々様方!

こういうときこそ、サポーターの力量が試されます。
思い出したくないけど、バス襲撃事件の後に感じた“FC東京に絶対に勝つ、勝利してみせる”という、あのマグマのようなパッションを胸に、アルビを応援していきましょうぞ!!