前の職場の上司が、中越沖地震のことで、吾輩の実家の安否を尋ねてきてくれた。
幸い、実家は震源地から離れていて無事だったことを伝えたのだけれど、その際、このようなことをポツリと言ったんです。

“新聞もテレビも、国民も政治家も、新潟の地震のことにだけ関心が向いている。
つい1週間前は、梅雨前線の活発化と台風の通過で、九州がとんでもない目に遭ったってのに、もう忘れ去られている。
熊本のことも思い出して欲しい。”

その上司は、熊本県出身であり、それ故、なおさら不快だったのです。

うん、なるほど、うちらの視線は新潟県にばかり向いている。
もしも、中越沖地震が発生していなかったら、きっと、否、絶対にマスメディアは九州の台風惨禍を報じていたはず。
それが、地震のせいで、すっかり吹っ飛んでしまったのだ。

お亡くなりになった方もいらっしゃいます。
謹んで、ご冥福をお祈りします。

災害の規模や種類に、大きいも小さいもありません。
熊本県と日本赤十字社・熊本県支部では、義援金を募っています。

新潟同様、熊本にも救いの手を差し伸べましょう。http://www.pref.kumamoto.jp/sec_img/0021/200713173207013.pdf

 

また、柏崎市が独自に義援金窓口を設けました。
http://emergency.city.kashiwazaki.niigata.jp/2_646_45.html