きょう26日付のスポーツ報知新聞が、スクープ記事を掲載している

AFCアジアカップ2007の最終登録メンバー23人が、既に内定しているというのだ

これによれば、我らが矢野貴章は、「23人」枠に入っている。
報道を鵜呑みにするならば、こんな嬉しいことはない。

だけど、矢野の〝内定〟とは別に、すんげー腹が立つんだよね、この報知の記事
いくら報道の自由があるからって、こういう性格のスクープを出していいのか

誰だ、この内定23人の情報を漏らしたのは(-゛-メ)

一体、何を考えてんだよ報知は(`ヘ´)

なんて残酷なことをしてくれたんだ、報知新聞(`×´)


報知の記事には、補欠枠の7人の名前が載っている。
否応なしに、彼らの目や耳に、自分が補欠だという情報が入ってくるよ。
“30日の試合と、今の合宿で必死にやって、23人の中に入るぞ”
と意気込んでいるのに、これじゃあ、モチベーションが下がるねっか(・`ヘ´・;)

モチベーション下がるどころの話じゃないよ
吾輩がその立場だったら、空しくなるね
ショックで眠れなくなるね
バカらしくて、やってらんないね

報知の記事にあるように、まだ本決まりじゃなく、逆転で23人枠の中に滑り込めるチャンスはあるけどさあ、
“くっそー、なんとかして23人の中に残れるように、もっともっとやってやるぞ”
と、前向きな気持ちに持っていくのは、大変だぞヾ(`◇´)ノ

中学や高校で、スポーツ部活動をしていた人なら分かると思うけど、大会登録メンバー発表のときって、めちゃくちゃドギマギするんだよね。
自分は選ばれるのか、ベンチからも外されるのかって。

吾輩は、登録メンバーの中に、自分の名前が呼ばれなかったとき、ものすごく落ち込んだ
監督が、ケガ人発生など不測の事態もあるから、補欠メンバーも準備をするようにと言われたけど、“そんな確率の低い話あるか”と半ば、自棄になった。
まあ、なんとかその後、気持ちを切り替えられたけど。

逆に、練習試合も含めてだけど、自分が先発に起用されたときの嬉しさといったら

とまあ、精神的に、とてつもなく大きな作用を与えるものですよ、メンバー発表ってのは

最終的には、最終登録メンバーが発表されて、7人の選手は涙を呑むわけだけど、だったらそれは直接オシムさんの口から聞きたいと思う。
ショックという事実には変わりないけど、その質は違う。
このように、報道辞令で知ったほうが、ショックは大きい


それと23人枠の中に残ったとされる選手に与える影響もデカイだろうね。

23人内定ということで、ひょっとしたら30日の試合で、手抜きをするかもしれない。
もちろん、あからさまな手抜きというのではなく、心のどこかで“もう23人の中に入っているんだから”という油断が生じるかも。

あるいは“本番前に、闘莉王みたいにケガをしたんじゃシャレにならん”と、激しいプレーを、ついつい躊躇してしまうかもしれない。

引いては、30日の試合内容と結果そのものに、悪い意味で反映する可能性は、小さくないよ


オシムさんが、代表監督になって以降、代表メンバー発表は、いつもJの試合が終わってからのギリギリのタイミングで行われるようになった。
これは、代表に選ばれるという事が与える精神的なものを考慮しての措置である。
また、totoくじのことも慮っての措置である。

オシムさんが、ギリギリになって発表する理由を知って、吾輩、目からウロコ状態になりましたよ。


ホント、誰なんだ

報知の記者に情報を漏らした日本サッカー協会関係者ってのは

人事ってのは、最も秘匿にすべき事項だよ(*`Д´*)
情報管理が甘すぎる(*`Д´*)
協会は、報知に伝えた関係者を探し出して、厳罰に処すべきだ\(*`∧´)/

 

報知も、目先のスクープに目が眩みやがって
選手の気持ち、そしてオシムさんの代表選手発表の哲学を忖度したら、記事を待ってやってもいいじゃねーか゛(`ヘ´#)

矢野の〝内定〟の嬉しさなど、どこかに吹き飛ぶ、後味の悪い記事だ