アルビのサポーターカンファレンスのアンケートで、マナー問題同様に目に付いたのが、
もっとサッカーのことを勉強しよう

というもの。

じゃあ、どうやって?となるわけですが、いろいろとアイデアも書かれていましたねー。
試合終了後、どこぞの適当なスペースで、その日の試合の振り返り、解説者がVTRを駆使して、いろいろと説明する―
「やべっちFC」の堀池さんの『ここが巧み』みたいなものですな。

それと、試合のあった深夜に、アルビの戦術チェックや、どうして失点したかなど、そういうのを解説した番組を流して欲しいとか。
これは良いアイデアだけど、その日のうちに編集してテロップ入れして、物理的に不可能。
それでも、2~3日後に、そういう番組を流すのは可能でしょうね。
ただ、スタッフは相当に苦労するだろうな。

まあ、こういう試合振り返りの[反省会]的な試みを行って、サポーターに詳しく解説するのは妥当でしょう。
ただ選手のインタビューなどを流すだけでなく、番組内容も進化すべき時期ですかな。


それから、実際にサッカーをやってみるというアイデアもあったけど、これ、大賛成
吾輩は中学時代は友人たちと草サッカー、高校時代はサッカー部に所属していた経験から、多少なりとも、サッカーを見る目には自負は持っています。
やっぱりね、経験していると、違うと思いますよ。

なんで、シュートふかすんだよ”
“今のシュート決めねば、駄目だねっか

という嘆きをよく耳にするけど、サッカーを経験していると、ゴールネットを揺らす、ってことが、如何に難しいか分かります。

今のボール、追いつけるだろ
と文句を言うけど、傍目には間に合うように見えて、なっかなか追いつけないよ。

なんで、自分でシュート打たないで、パスすんだよ
と、ゴール前の絶好機での選択に、ケチをつけがちだけど、あれ、ついついパスを選んじゃうんだよね。
これ、日本人特有のメンタリティが強く影響しているんだろうけど、大事に大事にいきすぎちゃって、逆にシュート打つのを躊躇してしまうんですよ。

だから、的外れな野次とかは出来なくなりますよ。
まあ、経験者だからこそ、逆にプロである選手たちに、厳しい注文をつけるようにもなるけどね(´ー`)┌


ここで、吾輩のアイデアを出しますと――題して
漫画で、サッカーを楽しんで学べ

〝漫画を読むとバカになる〟となーんて事が言われるけど、漫画で知識を得ることなど、ザラにありますよ。
典型例が、『美味しんぼ』。
この漫画を読んで、料理の仕方は勿論、日本と世界の食文化、農業・漁業の問題、等々、いろいろなウンチクを得たという人は多いに違いないでしょう。

他に、医療漫画で、ちょっとした病気の知識や、介護方法情報を得たり--『スーパードクターK』を読んで男性も乳癌になると知ったし、『ゴッドハンド輝』から外傷の楽な介護の仕方を学んだし。
『ナニワ金融道』で金の貸し借りの抜け道を知り、『カバチタレ』で法律を学べたしね。

そうそう、『ゴルゴ13』を忘れてた。
さいとうたかを先生、どうやってネタを仕入れるのか知らんけど、最新の国際情勢や経済・科学技術のトレンドを盛り込んだ内容なので、新聞を読むよりも、役に立つことがありますから
なにせ、現役の外務大臣が、役人のレクチャー受けるより、『ゴルゴ13』読んで、海外情勢を学んでいるっていうんだから


話がズレてきたので、軌道修正。
サッカーも、漫画で学ぶことが出来ます。
っていうか、漫画きっかけに、そのスポーツを始めた人や興味を持ち出した人自体、多いからね。

『スラムダンク』が週刊少年ジャンプに連載されて、バスケットボールを始めた人、多いでしょう。
『アイシールド21』が同じくジャンプに掲載されたら、アメフトをする中高生が増えたって話です。

イチローや清原和博などは、『ドカベン』読んで野球に熱中した口です。

あ、『ドカベン』で、今週、ビックリしたましたわぁw( ▼o▼ )w
週刊少年チャンピオンの最新号の表紙に、

小さな巨人 里中、プロポーズ決行!!  

 人生最大の直球勝負! 

大勝負
巻頭カラー!

あの小さな応援団長にもついにこんな日が…!

今、サチ子が迎える運命の瞬間…!!


ってあって、読み進めたら、明訓高校ナイン思い出の地である保土ヶ谷球場で、里中がプロポーズですよw(゜o゜)w
発売の木曜日、我が職場では、いい年した大人たちが、里中の結婚話で盛り上がりましたからねー。

って、またまだ脱線したので、修正を。

『テニスの王子様』など荒唐無稽な漫画もあるけど、傾向として、最近のスポーツ漫画は、理詰めの構成が成されていて、練習方法や選手の心理、それにゲーム戦術なども描かれているから、読んでいて、自然とその競技への知識も得られるんですよね。
で、ひいては、そのスポーツの見方も学べるというわけ。

吾輩の例だけど、『ドカベン』を読んで、バッテリーとバッター、或いはバッテリーとベンチとの読み合いなど、そういう奥深さを学びました。
また、井上雄彦先生の『リアル』という作品に接して、レギュレーションも含めて車椅子バスケのことを知り、また障害者スポーツにも関心を持つことができました。

そして同じように、サッカーも漫画から学べる

サッカー漫画と言えば、なんといっても『キャプテン翼』。
荒唐無稽だけど、でも、読んでいて損はないです。
“ゲームメイクって重要だぞ”
“最後の最後まで、試合を捨てちゃ駄目だぞ”
なんてという基本的なことを吸収できます。

他に、サッカー漫画でお勧めは、塀内夏子先生の『オフサイド』、大島司先生の『シュート!』、七三太朗&高橋広先生の『イレブン』。
なお、これらは既に連載が終了したもの。
恋愛模様や友情など、エンターテイメント性も含んでいるけど、どうやったら上達するか、などが描かれ、なかなかためになります。


現在連載中のだと、週刊少年サンデーの『ゴールデンエイジ』はジュニアユース世代のサッカーの有り様が、ヴィヴィッドに描かれています。

週刊少年マガジンの『エリアの騎士』は、現実の日本サッカー界のストライカー不足を反映してか、点取り屋にスポットを当てているストーリー。
そして、勝つためのサッカーとは、楽しいサッカーとは、というサッカー哲学にも言及するなど、意外に奥が深い

つい最近、週刊モーニングで連載が始まった『ジャイアントキリング』は、この手の漫画としては異例の、監督が主人公の漫画。
今後、いろいろなコーチングや、戦術が出てくると思われ、続きが気になります。


そして、これはサポーター目線、フロント目線で描かれた漫画だけど、能田達規先生の2作品は、特に一押し

そのひとつは、既に連載終了したけど、週刊少年チャンピオンに掲載されていた『ORANGE』。
2部リーグのチームが1部リーグに昇格するまでのサクセスストーリーです。
かなり、地に足の着いた設定と展開で、よく取材した上でストーリーが練られています。
アルビサポなら、共感すること間違いなし。

そしてもう一つの作品が、現在、週刊コミックバンチに連載中の『オーレ!』
こちらも舞台は2部リーグで、市役所からお荷物チームに出向させられた主人公が、徐々にサッカーの魅力にはまり、フロントの牽引役になっていくという展開。
移籍に関することや、地域密着の難しさetc、身につまされることも多く、必読ですね。


以上、サッカー漫画で、サッカーの知識・見方を学ぶって方法のプレゼン終わり。
絵柄など、個人の好みもあるでしょうが、これらの漫画を読むと、サッカーを観る上でのバックボーンというのかな、そういうものが楽しみながら、吸収できると思います。

ただ、ネックは、これらのコミックを読もうにも、どこで読むか、なんですが…。
東京だと、漫画喫茶がたくさんあって、比較的、容易に読めるけど、新潟県内だと数少ないでしょう。
こんなこと書くと、吾輩の友人の出版社社員は激怒するのですが、ブックオフなど新古書店で探して買うとか、友人・知人で単行本を持っている人がいないか探して借りるとか、そういう手段しかないかな。


最後に、絵が全くない、活字だらけのサッカー本で、推薦する作品があります。
1980年代の日本サッカーを牽引した加藤久さん著作のノンフィクション『完全敵地』、これ、読んでください。
1986年のFIFAメキシコワールドカップのアジア予選を、代表選手であった加藤さんの視点で語った本です。
アウエーゲームのプレッシャー、敵国のサポーターの脅威、等々が描かれ、読んでいて息詰まるほどです。
選手の心理が分かり、参考になります。